ベンケルマン偏向ビーム/ベックマン偏向装置

ベンケルマン偏向ビーム/ベックマン偏向器

ベックマンビーム法は、静荷重や極低速荷重時の路面の弾性たわみ値を測定するのに適した方法であり、路面全体の強度をよく反映することができます。

1) 試験前の準備

(1) 測定用標準車両の状態、制動性能が良好であること、タイヤのインナーチューブが規定の空気圧を満たしていることを確認・保管してください。

(2) 自動車タンクに鉄ブロックまたは骨材を積み込み、必要な軸重規制を満たす後軸の総質量を地上天秤で計量します。軸重は、自動車の走行中および測定中に変化させてはなりません。

(3) タイヤの接地面積を測定します。平らで滑らかな固い道路でジャッキを使用して車の後車軸をジャッキアップし、新しいカーボン紙をタイヤの下に広げ、ジャッキを静かに落として方眼紙にタイヤマークを印刷します。プラノメータまたは二乗計数法を使用します。タイヤの接触面積を0.1cm2までの精度で測定します。

(4) たわみ計ダイヤルインジケータの感度を確認してください。

(5) アスファルト舗装で測定する場合は、路面温度計を用いて試験中の気温と路面温度を測定し（温度は一日の中で変化するため、随時測定する必要があります）、前回の平均気温を求めます。気象観測所を通過する 5 日間 (毎日の最高気温と最低気温)。平均温度）。

(6) アスファルト舗装の建設又は改築中の材質、構造、厚さ、構造及び維持管理を記録する。

2) テスト手順

(1) テストセクション上に測定点を配置します。その距離はテストのニーズに応じて異なります。測定点は道路交通車線の軌道ベルト上にあり、白いペンキまたはチョークでマークされている必要があります。(2) 試験車両の後輪ギャップを測定点より約 3 ～ 5cm 後方の位置に合わせます。

(3) たわみゲージを車の後輪の隙間に車の進行方向に合わせて挿入し、ビームアームがタイヤに触れないようにして、たわみゲージのプローブを測定点（3～5cm）に置きます。たわみゲージの測定棒にダイヤルインジケータを取り付け、ダイヤルゲージをゼロに合わせ、たわみゲージを指で軽くたたき、ダイヤルゲージがゼロに戻るかどうかを確認します。安定して。たわみ計は片面または両面を同時に測定できます。(4) 試験官がホイッスルを鳴らして車両にゆっくりと前進するよう指示すると、路面の変形が大きくなるにつれてダイヤルインジケータは前進を続けます。時計の針が最大値まで移動したら、すぐに初期値 L1 を読み取ります。車はまだ前進しており、針は反対方向に回転します。車が偏向半径（3m以上）を出たら、笛を吹くか赤旗を振って停止を指示します。時計の針が安定して回転した後、最終値 L2 を読み取ります。車の前進速度は約5km/hにする必要があります。

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